慈悲の心の観音様 力の権化の仁王様 煩悩断ち切る お護摩の浄火

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芝山はにわ博物館

芝山はにわ博物館

 

 

【 開 館 】 年中無休 9:30~16:30(入場は16:00まで) 
 【入館料】

   一  般      200円 

 シ ル バ ー   100円(65歳以上)

小・中学生  100円

観音教寺本堂の隣 一階「芝山はにわ博物館」
二階「釈尊館」

 

芝山はにわ博物館の設立

昭和30年 早稲田大学考古学研究室滝口宏教授の指導の下、当寺が母体となり、殿塚・姫塚の発掘を開始
昭和32年 配列された45体に及ぶ人物はにわなどを始め、類をみない多数のはにわが出土し、滝口教授の“遺物は発掘された地にとどめるもの”との御意向により、芝山はにわ博物館を設立
平成8年 お釈迦様の御一代絵伝を展示する釈尊館と合体し、御本堂隣接地に新設

 

芝山はにわ博物館入館料改定について

昭和32年に、芝山はにわ博物館を設立し、平成8年、新たに、はにわとお釈迦様の御一代を絵画に表わした博物館を、御本堂隣に建立してより早20年が経ちました。

 はにわを通じて、多くの方々に、地域の歴史と工人達のおおらかな心の一端を感じていただけたことと思います。

 また、伝統的な仏画とは異なる、岩﨑巴人画伯による釈尊御一代絵伝は、遠い存在のお釈迦様が、時には我が身に置き換えられるような、身近な存在としてお感じいただけたのではないでしょうか。

 今後は、より多くの方々に、「一時でも自己をみつめ直すよすがとしていただければ」と考え設立した博物館に、その時々、いろいろな思いをもって何度でもお運びいただける事を願い入館料を改訂することと致しました。

                   平成27年10月1日 

                    芝山はにわ博物館 館長

 

1階 芝山はにわ博物館

国指定史跡となった、殿塚・姫塚古墳をはじめ、当地方の古墳より出土したはにわ150余点の他、考古資料を展示

 

“百済佛師 未だ来ぬ日を東なる 房に住みける 吾がはに師わよ” 窪田空穂
 

想定復元 葬送のはにわ列(姫塚出土)

 

 千葉県指定有形文化財9点の紹介

姫塚で4体発見された馬のうち1体を補修復元したもの、姫塚はにわ列中4番目に置かれていたものである。大型の飾り馬で全体に整った良い作品である。長さ136㎝。

 

二重の首飾りをする女
二重の首飾りがアクセントとなっているはにわ。姫塚の女性はにわは、全身が復元されたものが少ないので貴重な一体である。列中29番目に置かれている。高さ89㎝。

 

農夫・馬子
芝山はにわのシンボルともいえる作品。はにわ列の三番目に置かれていた。ほぼ同型と思われる人物像が行列の先頭に置かれ、2番目と4番目はそれぞれ馬であることから、馬子、馬、馬子、馬というセットで置かれたものであろう。質素な衣装や、帯の背に差す鎌などから見て、農夫が葬列に馬子として加えられた様子を表したものと考えられる。高さ98㎝。

 

豊かなひげの男
なで肩のずんぐりした姿、細い目、豊かな髭等ののんびりした雰囲気を持ち、老武人の貫録が良く表現されている。行列中12番目に置かれていた。髭の表現は他の地方のはにわにはほとんど見られず芝山はにわの特徴の一つである。高さ144.5㎝。

 

背丈の高い男
行列の前半中央2体並べられた威厳ある武人像のうちの一つで列中20番目、姫塚のはにわ列の中心となる像で、人物像としては最大級のはにわでもある。よく引締まった造形美は、整った服装とともに気高い印象を与える。高さ165㎝。

 

豊かなひげの男
行列中15番目の男。おおらかな表情が古墳時代人の生命の息吹きを伝えており、一見して忘れがたい印象を与える作品。高さ137.5㎝。

 

武人
行列中43番目に置かれ、行列最後尾の男である。高さ133.5㎝。

 

老人の首
行列中19番目に置かれていた男子の顔の部分である。残念ながら全体像の復元は出来なかった。高さ21.5㎝。

 

女子
やわらかい顔の輪郭に簡潔に切られた目の引締まった表情が美しい。若い女性の顔であるが、顔以外の部分は失われており、推定補修である。頭部全高16㎝。

 

2階 釈尊館

岩崎巴人画伯により、25点の大作に描かれたお釈迦様の御一代を展示。

お釈迦様の御生涯から私達は何を感じるのでしょうか。

 

降誕

釈尊は誕生のとき七歩あゆまれ、「天上天下唯我独尊」と宣言されたと言われます。右手を挙げて天を差し左手で大地を指す「誕生仏」は、この時の姿を写したものです。この説話は全仏教徒の釈尊に対する畏敬の念が如何に高いものであるかを示すものと言えるでしょう。

 

生老病死の四苦

若い頃釈尊は、城の東の門から出ると老人に、南の門から出ると病人に、西の門から出ると死人に出会って、深く悲しまれたと言います。最後に出家者に出会って、人間が苦悩から逃れる道はどこにあるかを思索されたということです。

 

出山

苦行の方法は種々ありますが、食欲を制御することが基本となっています。ぼうぼうと伸びた髭と髪、やせ細った釈尊の身体は、苦行者の姿そのものです。鋭い眼光、しっかりと大地を踏み締める力強い大きな足が、悟りへの確かな歩みを象徴しているように見えます。